100Vの陶芸用電気炉・七宝用他電気炉をご使用のお客様へ
「地震感知・出火防止コンセント」をお勧め致します。
【陶芸用の電気炉をご使用の方へ】
家庭用電気炉の場合、その手軽な大きさからご自宅の中でお使いの方もたくさんおられます。
そして焼成には長時間電気を使いますので、電気代節約に有効なのが電気使用プランである「eスマート10※」です。
上記の理由により夜間に焼成されている方が多いと思われます。
家族全員が寝静まる深夜、突然の大きな地震!!
激しく揺れてもコンセントからプラグが抜けず、約1300℃の高温で動き続ける小型電気炉…
震度5以上ともなると地震の揺れ方や設置場所によっては転倒してしまう事も考えられます。
倒れて炉蓋が開き、カーペットや壁紙、カーテンなど可燃物に引火――。
最悪の事態を想定すればキリがありませんが、確立はゼロではありません。
※eスマート10とは…ご使用になる季節や時間帯によって電力量料金単価が異なる関西電力の料金プランです。割安な時間帯に電気を使用することで電気料金の削減につながります。その他の地域については各地域の電力会社ホームページをご確認下さい。
【七宝用の電気炉をご使用の方へ】
また七宝用電気炉をお使いの際、基本的に焼成中は作品を気にかけ電気炉の前におられる事と思います。
同様に震度5以上のイスから立てないほどの強い揺れが起こった場合、机の上や棚から物が滑り落ち部屋中が散乱する中、「すぐさま電源を切る」ということを思いつくでしょうか。
落下物から自分の身の安全を確保する事、お子様やお年寄りなど家族への心配や、避難経路のこと。もしかすると冷静でいられなくなり、頭が真っ白かもしれません。
さらに避難後、建物は大丈夫だったが転がった電気炉から火が上がってしまった、なんて事も考えられます。
また古い電気炉(メーターがアナログのもの)の場合は、停電から電気が復旧したとき、自動で再び温度上昇を開始します。
倒れたり作業机から落下して炉蓋の開いた状態の電気炉が、数百℃という温度となり火災の原因に―。
大切な家財や書類、思い出の品など、すべて失ってしまうという可能性もあります。
電気炉は火を扱うものですので設計には最大限の安全機能を搭載しておりますが、災害時に何が起こるかなんて、誰にも予測はつきません。
また、災害が起こるとも起こらないとも言い切れません。
ですが電気炉を「地震感知・出火防止コンセント」に接続する事で、先に挙げた火災の原因は少なくとも防止する事ができます。
このコンセントは、こういった家庭用の電気炉に対し、一番防災効果のあるものだと考えております。
日頃使い慣れた電気炉にも安心を。
この機会に是非ご検討下さいますようお願い申し上げます。